ピルで生理痛が緩和する
ピルとは、エストロゲンとプロゲステノーゲンというホルモンが入っている薬です。ピルといえば、避妊薬として知られていますが、生理時に起こるいろいろなトラブル、特に生理痛や生理不順などを改善する効果もあります。
ピルは、体のホルモンバランスを妊娠している状態に似たようにすることで排卵を抑制します。つまり、排卵が起こらなくなるわけで、結果として生理痛が軽くなるはずです。また、ピルを服用することで、生理の周期が一定になり、生理の出血量も減る傾向にあります。
以上みたいなことから、ピルは生理時のストレス（原因になるもののことをストレッサーと呼ぶのだとか）をかなり解消してくれる非常にありがたい薬といえるのです。しかし、ピルは鎮痛剤（非ステロイド系抗炎症剤は、プロスタグランジンという痛みを感じさせる成分の生成を抑制することで痛みを抑えます）のように生理の痛みをすぐに抑えてくれるというものではありません。
生理をコントロール（技術面だけでなく、メンタル面でもできるようになるといいですよね）することにより痛みを軽減させるといった薬ですので、痛いから飲むというものではないのです。それに、ピルは定期的にきちんと服用する必要があります。これは意外にわずらわしいだと言えますねが、それでもあの生理の不快な症状（なかなかつらさを他の人にわかってもらうのは難しいものです）から解放されるなら、副作用（いかに抑えて、効果だけを得られるようにするかが製薬会社の企業努力でもあります）が少ないピルはオススメです。
ただし、ピルは薬局では購入する事ができず、医師（名医と呼ねれる人からヤブと呼ねれる人まで、まさにピンキリといえるでしょう）の処方箋が必要です。また、保険も適用になりません。そのために、自費診療になり、病院や医院等によって料金が異なるのです。目安には、初回は検査がある為壱萬円前後、ピルの費用は２０００〜３０００円くらい。料金が気になる場合は、電話などで事前に問い合わせるといいでしょう。
アロマで生理痛が緩和
今、若い女性を中心に人気のあるアロマは、精油（エッセンシャルオイル）の香りをかぐことで、内分泌腺が刺激され、ホルモンの分泌が活発になったり、リラックス（不安や緊張などのネガティブな感情が一切ない状態のことですね）できたりなど、心身にすごくよいそうです。
何故、アロマが心身によいのか。それは、精油の素晴らしい香り成分が嗅覚刺激として大脳辺縁系に伝わり、そこで意識しなくても情動を引き起こし、視床下部に影響を与えるからです。視床下部は身体機能の調整を行う中枢である事から、香りが本能的に身体諸器官の反応を引き起してしまう事になります。
簡単に言うと、香りの刺激を受けた脳が、安心感や快感、覚醒感、瞑想（朝起きた時や寝る前など、やる時間を決めてしまうと、毎日の習慣にしやすいでしょう）感という感情（時には大きく動かして、泣いたり笑ったりするのが健康にいいといわれています）を引き起こすと同時に、体の諸器官、特に内分泌腺などが活性化するということになりますね。
ホルモンのバランスが整えられるアロマは、生理痛（婦人病が原因となっていることもあるでしょう）にも効果があると言われています。生理痛（婦人病が原因となっていることもあるでしょう）に効果のあるとされる精油はいくつかありますが、主なものに以下っぽい精油がありますね。
・クラリセージ
・ゼラニウム
・マージョラム
・ラベンダー
・ローマンカモミール
・イランイラン
・ジュニパー
上記の精油（製造されてからの保管状態によっても品質が変わるといわれています）を植物オイル（キャリアオイル）２０ｍｌに対し、５滴くらいを混ぜて使用します。ほかにブレンドして使用する事で効果があるとされる精油もあって、以下の通りです。
・キャリアオイル１０ｍｌに対し、クラリセージ２滴、真正ラベンダー２滴、プチグレン一滴、バジルスイート1滴をブレンド
・キャリアオイル２０ｍｌに対し、マージョラム１滴、ローマンカモミール２滴、ラベンダー２滴をブレンド
・キャリアオイル２０ｍｌに対し、ゼラニウム２滴、クラリセージ２滴、ローズ１滴をブレンド
・キャリアオイル２０ｍｌに対して、ローマンカモミール３滴、クラリセージ２滴、ジャスミン１滴をブレンド
精油の使い方は、素晴らしい香り浴が一般的ですが、下お腹に塗ってマッサージを行ったり、お湯とよく混ぜ、タオルを浸して絞り、患部に当てたりしてもｇｏｏｄ。製油を湯船（いわゆるバスタブのことです）に落とし、よくかき混ぜて入るのも良いでしょう。鼻からの香り成分と肌から浸透した成分が痛みを和らげくれるでしょう。
